無痛治療で親知らずや歯列矯正が可能?
歯医者で無痛治療する場合とは
歯の治療をするときに、多くの人が痛みを伴いたくないと思うことでしょう。 実際には、痛みは無いか、わずかにも関わらず、痛いと感じてしまうのには、治療中の音にも関係があります。
歯医者も、患者さんには、無痛、もしくは、なるべく少ない痛みで治療できるよう心がけてはいますが、 歯医者の腕にもよることは、認めざるをえません。無痛治療に力を入れている歯医者が増えていることも、確かです。
日本歯科無痛医療協会では、ホームページから、全国の無痛治療に力を入れている歯医者を、ネットを通じて紹介してくれます。
虫歯を無痛治療で治す
虫歯の治療と言えば、キーンという耳に障る音と痛みというイメージがある人が多いことでしょう。 虫歯は、放置しておくと、歯の損失にも繋がるので、早めに治療が必要です。
虫歯治療で麻酔を使用するときに、注射が痛いと言う患者さんが多くいます。 麻酔注射は、刺すときの痛みよりも、麻酔が歯茎に挿入されているときのほうが、痛いのです。 そこで、鉄砲のようなオーラスターという麻酔機を使用した無痛治療があったりもします。 また、多くの場合は、タービンという器具で歯を削ります。
そのバー(刃)が特殊な素材で出来ているものを使い、悪くなった部分しか削れないタービンを使用するのも、 無痛治療の一つです。
親知らずの無痛治療法はどんなものがある?
親知らずの抜歯には、麻酔を使います。 虫歯の治療同様、注射器の器具を変えるだけで、麻酔がかかるまでの痛みを和らげることも出来ます。
しかし、親知らずの治療には、虫歯の治療よりも、緊張感が高い患者さんがいることも確かです。 そのような、あまりにも緊張感の高い患者さんには、笑気麻酔を使用しての無痛治療を行うことも出来ます。 笑気麻酔とは、笑気吸入装置で、30%以下の低濃度笑気と、70%以上の酸素を混合し、 専用の鼻マスクを使用して、患者さんに鼻から吸引してもらうものです。
吸引後、5分ほどで、鎮静状態になりますが、血中からの排出も高いので、治療後、すぐに帰宅することが可能です。 このようにして、親知らずの無痛治療を行うことも出来ます。
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